

三國 由奈
練馬校 教務
私のHOPE
私は「impact」という言葉を、「impression(感銘・印象)」を与えることで、相手の「act(行動)」を促すことだと分解して捉えています。つまり、本当のインパクトとは「誰かに感銘を与え、その人の行動を変えること」だと考えているのです。
そのため、私が目指すのは、私という人間そのものが、関わる人々にとっての良い影響の源泉となることです。私が何かに挑戦する姿や、信念を持って仕事に取り組む姿勢を見て、周囲の人が「あの人がいるから、自分もこうありたい」「新しい一歩を踏み出してみよう」と感じてくれる。
そんな、周りの人々のポジティブな行動の「きっかけ」や「起点」となること。それこそが、私がSalTreeで生み出したい、私自身の存在をかけたインパクトです。
略歴
学生時代 — 独学での大学受験と、教育への情熱の芽生え
青森県で生まれ育ち、高校は県内の進学校に進学。これを機に勉学にのめり込み、塾には通わず独学で国立大学へ合格。大学時代に始めた個別指導塾の講師のアルバイトに没頭する中で、自らの働きかけが生徒の人生を変える瞬間に何度も立ち会い、「いずれは教育の道に戻りたい」という強い思いを抱くように。
新卒で事業会社へ — 新規事業立ち上げで教育の価値を再認識
大学卒業後、すぐに教育業界に進むのではなく一度社会を知るために営業系の事業会社へ入社。
すぐに新規事業の立ち上げメンバーに抜擢され、M&A関連の事業開発に深く携わる。この難易度の高い事業を成功させた経験を通して、「学生時代に必死で勉強したことの価値」を再認識。自らの実体験を元に、このような課題解決能力を持つ人材を育てたいと考え教育業界への転職を決意。
教育業界への復帰 — さらなる挑戦への決意
担当していた新規事業が軌道に乗り、自身の役割が「誰でもできる業務」に変わり始めたと感じたことが、転職の直接のきっかけ。
心の根底にずっとあった「教育への情熱」が次の挑戦の舞台だと気づき、自分の業務範囲でやれることは全てやり切ったという達成感と共に、教育の世界へ戻ることを決断。
SalTreeへ入社。練馬校教務に就任。
私がSalTreeへの入社を決めた最大の理由は、その理念が私の価値観と完璧に合致していたからです。
「ポテンシャルを咲かせるカンパニー」という言葉を聞いた時、これこそが自分のやりたいことだと、直感的に理解しました。
また、私は、一人ひとりのキャラクターが尊重されるチームで働きたいと常に考えています。誰がやっても同じ仕事ではなく、その「人」だからこそ生まれる価値がある。SalTreeには、まさにそうした個性豊かな校舎長が集まっており、互いに刺激し合うことで会社全体が面白くなっていると感じました。
心から共感できる「理念」と、尊敬できる「人」たち。
この両方が揃っている環境は、他にはありませんでした。
なぜSalTreeに入ったのか
大切 にしている価値観
教育の本質は「人格形成」にあります。私は、その信念を共有できる場所で働くことを、何よりも大切にしたいと考えています。
教育者自身が「人格者」であろうと努めること。その人の日々の振る舞いそのものが、生徒の人間性を育む最良の教材となります。しかし、今の教育業界全体が、この本質を第一に目指せているかというと、決してそうではありません。
SalTreeは、この現状に強い問題意識を持ち、「人格形成に関わる」という教育本来の役割に立ち返ろうとしている稀有な集団です。表面的な教育ではなく、本質的な教育を社会に広めていくという考え方に私は深く共感しました。
今チャレンジしていること
今私がチャレンジしていること、それは「やることなすこと全てがチャレンジ」という状況そのものです。
練馬校の教務に就任した今、まずコミットすべきはこの「練馬校」というものが、これまでどういう場所で、どんな生徒や関係者がいて、どういう実態なのかを深く理解することだと考えています。
そのためにやらなければならないことは無数にあり、今はその一つひとつが挑戦です。
そして、最大の課題は「何が本当の課題なのか、まだぼんやりしている」こと自体だと人事の方と話す中で気づきました。
まずはこの漠然とした課題の輪郭を一つひとつ明らかにし、どう解決していくべきかを考えること。
それが、今の私の最も大きなチャレンジです。