

山下 祐平

拝島校校舎長
私のHOPE
私がSalTreeでの仕事を通じて成し遂げたいインパクトは、現在分断されてしまっている「学校教育」と「塾教育」を一体化させ、新たな教育の形を社会に示すことです。
本来、学校と塾は、どちらも「生徒の人生をより豊かにする」という共通の目標を掲げているはずです。しかし、現実には両者の間には大きな隔たりがあり、連携が取れていません。私は、この2つの世界がもっと密に混ざり合い、手を取り合うことで、生徒一人ひとりにとって最適な教育が実現できると固く信じています。
略歴
学生時代 — 部活動と受験勉強、塾講師の原体験
神奈川県藤沢市で育ち、高校2年の冬までバスケットボール部の活動に明け暮れる日々だった。部活引退後に大学受験を決意。
大学ではブランディングを学ぶゼミでゼミ長を務める傍ら、「明光義塾」で塾講師のアルバイトに没頭。
BPO業界大手へ — 国際事業とキャリアへの自問
大学卒業後はBPO業界の大手企業に入社。コールセンターの現場勤務を経て本社に配属され、国際事業本部で営業を担当する。
しかし、入社から3年半が経った頃、「この会社で自分は本当に何かを成し遂げられるのか」という疑問が芽生え、退職を決断。
「武田塾」との出会いと教育業界への転身
小学生向けのプログラミング講師などを経験する中で「武田塾」に出会う。
「授業をしない塾」というコンセプトを調べていくうちに、かつて自分が塾講師時代に抱えていた「教えるだけでは生徒は伸びない」という課題感を見事に解決する仕組みだと衝撃を受け、深く共感する。
拝島校校舎長に就任
SalTreeに入社して感じたのは、「考え方の中心が同じ仲間と出会えた」という確信です。
以前から井関社長とは「考えることが似ている」と感じていましたが、社内で掲げられている「ポテンシャルを咲かせるカンパニー」という理念に触れた時、その感覚が正しかったと分かりました。私自身、人がまだ自覚していない強みや才能を見つけ、開花させるサポートをすることに強いやりがいを感じます。これは、過去に自己分析ツールによって自分自身の強みに気づかされた経験から、強く思うようになりました。
SalTreeに入ってどう感じたか
大切にしている価値観
私が仕事をする上で最も大切にしている価値観は、ただ一つ「最も誠実であること」です。これは、言われたことをこなす「まじめさ」や、ただ正直な「素直さ」とは少し違います。私にとっての「誠実さ」とは、目の前の生徒にとって何が本当に最善なのかを考え抜き、その道へ責任を持って導いてあげることです。
この価値観の根底には、「まじめに頑張る善人が、きちんと報われる社会であってほしい」という強い願いがあります。今の社会は、時として努力が正当に評価されない悲しい側面も持っていますが、それは決してあるべき姿ではありません。
だからこそ、塾生たちには、ただ言われたことをやるだけでなく、自らの努力で未来を切り拓き、正しく報われる力を持った人間になってほしい。そのための手助けをすることこそが、私の仕事における「誠実さ」なのだと考えています。
今チャレンジしていること
私が今チャレンジしていることは、日々の校舎長としての業務、その一つひとつです。
もちろん、大きな目標を掲げることもできますが、私にとって本当の挑戦は、今目の前にいる生徒一人ひとりに、どこまで深く向き合えるかにあります。
彼らが志望校に合格することは、あくまで通過点です。その先の人生までが順風満帆なものになるように、「塾での出会いがあったから、今の自分がある」と心から思ってもらえるような関わり方をしたい。それが私の挑戦です。