

井関真大
代表取締役
私のHOPE
私のHOPEは、最終的に「教育を通じて日本を復興させること」です。
かつては夢物語だと思っていましたが、今の社員たちの驚くべき成長スピードを見て、SalTreeなら本気で日本を変えられると確信しています。 そのために、まずは私たちが運営する校舎がグループ内で圧倒的No.1になり、業界全体の基準を引き上げていきます。
私たちの事業には、生徒と講師を合わせて年間約2万人の若者が関わっています。
彼らが、一般的なアルバイト以上にスキルを磨き、ポテンシャルを開花させる環境を作ること。
それを10年続ければ、数十万人規模で「日本を変える人材」を輩出できます。
優秀な人材が教育業界に集まり、その熱量で社会全体がアップグレードされる。
誰もが精神的・経済的に自立し、「自分軸」で生きていける社会を実現したいと考えています。
略歴
偏差値31からの逆転合格
1993年 東京都立川市生まれ。
高校3年生の4月、当時の偏差値は31という絶望的な状況だったが、「不可能を可能に」を掲げる武田塾(御茶ノ水本校)に入塾。
徹底した自学自習により、MARCH最難関と言われる明治大学商学部に現役で逆転合格を果たす。
英国留学と英語力の開花
明治大学入学後、独学で英語学習を続け英検1級を取得。
その後、世界へ挑戦するために明治大学を中退しイギリスの国立イースト・アングリア大学へ進学、卒業。TOEIC990点満点、ケンブリッジ英検CPE合格など、英語力を身につける。
大手・ベンチャーでの武者修行
帰国後は、新卒で大手コンサルティングファームに入社し、ビジネスの基礎を叩き込む。
その後、社会起業家を志し、ソーシャルビジネスを行うベンチャー企業へ転職。
大手の論理とベンチャーのスピード感の双方を経験する。
25歳での起業、SalTree設立
社名は、「Salt(塩)」と「Tree(木)」を組み合わせた造語です。
海を象徴する「塩」と、陸を象徴する「木」。それぞれに、私がこの会社に込めた強い想いがあります。
■ Salt(塩):価値と再生 人間が生きていく上で塩が不可欠なように、「社会になくてはならない存在」を目指しています。
また、塩の防腐作用にかけて、古い慣習が残る教育業界を「これ以上腐らせない」という決意も込めました。 さらに聖書の「地の塩」の教え通り、かつての私のように「無理だ」と言われる生徒やスタッフの「埋もれた価値や可能性」を信じ、証明する存在でありたいと考えています。
■ Tree(木):成長と繋がり 木は「成長」の象徴です。
天に向かって伸びる木のように、生徒の学力や事業を着実に成長させていく。そして会社を「幹」、そこに集う人を「枝」と見立てています。
幹が太く育てば、枝も豊かに広がる。お互いが信頼し合い、エネルギーを供給し合うことで、個人のポテンシャルが開花する。そんな「繋がり」のある強い組織を作っていきます。
SalTreeの意味は?
大切にしている価値観
根本にあるのは人のポテンシャルを信じること。
そのために、組織として「人間関係の質」を最優先しています。
これは成功循環モデルという理論に基づいています。
多くの企業は最初に結果を求めますが、それでは成果が出ない時に関係が悪化し、組織が疲弊してしまいます。
SalTreeはその逆で、「関係の質」からスタートします。
まず信頼関係を築くことで、思考が前向きになり自発的な行動が生まれ、結果として最高の成果が出るからです。
実際、当社の評価制度に「売上」の項目はありません。
結果を直接追わせず関係性を高めることこそが、最終的に「最強の教育」を生み出す最短ルートだと確信しているからです。
今チャレンジしていること
最大のチャレンジは、「積極的なM&A(買収)」と、拡大した組織への「ビジョンの浸透」です。
経営者としての私の役割は、誰にもできない「リスクを負う決断」をすることだと考えています。
この半年間だけでも、入間の買収、高額な投資を伴う練馬への移転、新事業の立ち上げ、そして草津の買収と、怒涛の勢いで進めてきました。
専門家から「数字上は正しくても、私なら怖くてできない」と言われることもありますが、私は良い意味でリスクに対するネジが外れているのかもしれません(笑)。
それでも突き進むのは、リスクの先にある人や事業の「ポテンシャル」を本気で信じているからです。
また、そうしたビジョンを実現していくための土台として、コーチングの習得にも挑戦しています。
リスクを負って「Something New(新しい価値)」を生み出しながら、それを束ねるための対人スキルやマネジメント能力も、同時にアップデートし続けています。